2011年 09月 02日
デジタルカメラ
いよいよ台風が接近してきました。
大和路も風雨が強くなって嵐になりつつある。
大きな被害が出ないことを願う。




さてさて・・・

ご覧の皆様の多くはデジタルカメラをお使いの事と思います。
デジタルカメラが生成する画像データは、果たして写真と呼べるのか?
このところ自問自答しています。

リンク先の和尚さんは「デジタルは面白くない」と言い、
大池の主のTさんは「フィルムがなくなったら写真は撮らない」とまで言い切る。
私はといえば「フィルムはフィルム、デジタルはデジタル」と割り切っている。

例えば大判カメラばかりで撮った写真集を見る機会があったのですが
豊かな諧調表現、ハイライトの粘りなどは絶対に今のデジタルでは出せないだろう。

逆に屋内スポーツや夜間の撮影等はデジタルでなければ撮れない世界だろう。

フィルムでは一般的な多重露光もデジタルは苦手分野かも。
そもそもCanonのデジタルの場合は多重露光が出来ない。
私が最初に買ったデジタルEOS10DはPhotoshop Elementsがバンドルされていて
どうぞソフトでやってください・・・という感じだった。

長時間露光は映像素子の熱かぶりやノイズが心配だ。

ノイズリダクション機能をONにしたら長時間露光ノイズは消えるが代償として
2分間露出させたら同じく2分間、カメラで自動的に露出して、その差を検出して引き算するので、
その間は何もできない状態になる。

だから星や蛍、花火等の長時間露光が必要な場合はPCで合成することになる。
ノイズが出ない1分程度の画像を重ね合わせる訳だ。





f0236776_21564873.jpg

f0236776_21565844.jpg

朱雀門の写真は、さらに複雑で、ただライトアップの門を長時間露光しただけでは、このような写真にはなりません。
門は真っ白に飛んでしまうでしょう。







30秒程度の画像を比較明で重ねるとこのような写真になります。
f0236776_220839.jpg

f0236776_21595318.jpg

f0236776_2224662.jpg









夜間の高感度撮影はデジタルの真骨頂でしょう。
f0236776_2232054.jpg

f0236776_2233559.jpg

どちらもISOは4000まで上げています。
観賞サイズにもよりますが最新の35mmフルサイズ機ではまずOKだと思います。







そして、何よりデジタルの利点は撮影毎にISOやWBは自由自在に変えられるということ。
f0236776_2292756.jpg

f0236776_2293769.jpg

上はISO50の長時間露光で松明の軌跡を表現し、下はISO800である程度動きを止める。
フィルムを入れ替えていては、こういう撮影は無理。







そして、これは私自身も好きではないのですがジャマな看板を消したりも・・・
(三脚禁止・フラッシュ禁止の看板を消しました)
f0236776_22131331.jpg

え~っと、私の場合は消したときは必ず消したと明言しますので・・・
基本的には好きではありません。


何が言いたいのか、何が書きたいのか、わけがわからなくなってきました・・・。
すみませんm(__)m

フィルム派の皆さん!

デジタルも捨てたもんではございません。
いい写真はデジタルもフィルムも垣根を超えていいと思うのです。
私の写真は、まだまだですけど・・・。

ですから機材の種類にとらわれずに・・・機材のスペックヲタクにならずに・・・
良い写真をいっぱい撮りましょう!

台風の夜長の戯言でした。
(^^ゞ

by rato-yamato | 2011-09-02 22:31 | Trackback | Comments(6)
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Commented by とら at 2011-09-03 12:11 x
ratoさん
このような試行錯誤ができて楽しいのは、
今だからこそですね。

「デジタルは面白くない」というのは、
熟練の技(経験による露出の確定)で撮るという緊張感の差が、
ひとつあげられると思うんです。
和尚さんの山岳写真は、大・中判で撮られていますが、
たどり着くまでの苦労と、
撮影時の失敗が許されない緊張感も伝わってくるんです。
1枚1枚丁寧に撮られているのでしょう。
もうひとつは、苦労を重ねたあと、ポジ現像が仕上がって、
最高の光景が写っていた時の達成感です。
「人はなぜ山に登るのか」と似ています。

でも、フィルムカメラの大量生産はありえないし、
そうなるとフィルムの生産も同様。
価格が上がる可能性も否定できず・・・。
Commented by jp3pzd at 2011-09-04 00:03 x
親父のpentaxでフィルムで撮っていた頃もありますが、たくさん撮るようになったのは自分でデジタルを買ってからですね。しかも、デジ一はつい2年ほど前ですけど。

シャッター速度と絞りの関係とか、一応理系なので分かっているつもりですが、実際には条件変えて何枚も取ってプレビューで見て確認しています(汗) だから、シャッターチャンスの少ない一発勝負のときに失敗するんですけどね・・・

若草山焼きの多重露光などは、デジタルで開放で黒い布を何度も開け閉めして多重露光したはる方がいてますね。その後10分以上ノイズリダクションで待ったはりました。何枚も撮ってPCで重ねたら似たようなもんやといったら、邪道やと言われてしまいました。ま、人それぞれですね。
Commented by rato-yamato at 2011-09-04 02:24
とらさん
まさしく、おっしゃるとおりだと思います。
私はフィルム時代はたいした写真は撮っていませんでしたが
現像が出来てくるまでの「ドキドキ感」は今も忘れません。

しかしながら、フィルムは報道の分野から事実上撤退して
商用利用もデジタルに変わりつつあります。
だからといって決して無くなることはないと思うのですが
どんどん普及するとも思えません。

とらさんがデジタルを導入なさったときは意外に思いました。

Commented by rato-yamato at 2011-09-04 02:38
jp3pzdさん
デジタルになってからは圧倒的にシャッター回数は増えました。
フィルムの経験値で露出補正は適時やりますが、どうしてもモニターを頼ってしまいます。
そのモニターがアテにならないのがわかっているのに・・・。

そうそう。
撮影現場ではいろんな人に出会います。
ヒストグラムを説明するのに四苦八苦したり、PCをまったく使わずに
ポジ感覚で、そのままメディアをプリントする人と出会ったり・・・


Commented by ろごきっと at 2011-09-04 12:12 x
興味深く読ませていただきました。こんな作品を一度は撮って
みたいなと思いますが,センスとテクニックがありまんので。
Commented by rato-yamato at 2011-09-04 14:00
ろごきっとさん
ありがとうございます。
私もセンスはありません。
自分でも嫌になるほどです。

上手な人はどんな道具を使って、どんな被写体を撮っても上手いもんですよね・・・。


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